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インテリア豆知識

カーペットの機能性

防音性

●硬質系の床材に比べ吸音性に優れています。

カーペットは、すぐれた吸収性をもっている床材です。室内の種々の騒音(反響音)を吸収するばかりでなく、物を落としたり、移動させたりする時も大きな音(衝撃音)が出ないので、静かなインテリアを創り出すのに効果的です。

●カーペットと塩ビタイルとの吸音率比較

グラフ1

●カーペットと標準床との衝撃音比較

グラフ2

断熱性

●素材の繊維自体が熱を伝えにくいため、保温性は抜群です。
●カーペットで上手に省エネ、上手に冷暖房。

カーペットは見た目の暖かさとともにそれ自体、すぐれた保温効果をもつ床材です。素材の繊維そのものが熱を伝えにくく、パイルの中に熱を伝えにくい密閉空気層を形成しているので、保温性は抜群です。冬の暖房効率だけでなく、夏の冷房効果も高め、冷暖房費の節減に大きな役割を果たします。

素材別熱伝導率比較表 カーペット・カーテンの有無による住宅の熱損失

比較表

●冬:カーペットは暖房費節減に大きく寄与します。
●夏:冷房効率もアップ!

●断熱効果は塩ビタイルに比べて、たいへん優れてます。

防滑性

●滑りにくく、硬質系の床材に比べると安全です。

一般に硬質系の床材は、濡れると滑りやすくなりますので、反対に乾いている時は突っかかりやすくなる性状があります。カーペットは、濡れても乾いても滑り抵抗値が余り変らず、滑りにくい床材といえます。又、万一ころんでも表面が柔らかいため怪我をしにくい利点があります。

滑り抵抗係数

※1 カーペットの滑り抵抗係数(CRS=OY式滑り試験機による)は、 乾いた時も、濡れた時も、滑りにくい範囲内に入っています。
テスト:東京工業大学 小野研究室

防塵性

●ホコリが立ちにくいので衛生的です。

人が歩いた時、カーペットからはホコリが立ちやすいと思われているようです。しかし、ループパイルのカーペットではパイルの表面に付着したホコリをパイル間に一時的にとり込み、空気中に舞い上がるのを防ぐ効果(ダストポケット効果)があり、硬質系の床材よりもホコリの立ち方は少ないものです。とり込んだホコリは、電気掃除機で容易に除去できます。

グラフ

同一条件の室内で、測定者が歩きまわった時のゴミの空中浮遊量を時間毎に測定したものです。
硬質系の床にくらべてカーペットの浮遊量は約半分です。 テスト:読売理工学院 一の関教授

防眩性

●入射光は、カーペットの表面で大半が拡散・吸収されるため、まぶしさをほとんど感じません

廊下や部屋の窓からはいってくる光は、床にあたると、反射光として目に入ってきます。まぶしい床は、目の疲れのもとであり、気分的にも落着きません。カーペットは、音だけでなく光も吸収しやすい床材です。入射光はカーペットの表面で大半が拡散・吸収され、8%程度しか反射しないのでまぶしさを感じません。

●各種物体の光沢度
光沢度60度の角度で床面に入射した光の反射光(光沢度)を測定したものです。カーペットの場合、拡散光は少なく目が疲れにくいといえます。 出典:村上色彩研究所刊「スペース」